ポイ活界隈の超定番カード、Chase Sapphire Preferred(CSP)が2026年6月15日に大きくリニューアルされました。目玉は「過去最高水準の10万ポイント入会ボーナス復活」ですが、その裏で長年の常識だった「Chaseポイントは Hyatt 一択」という戦略に影響する改定も入っています。今回は、新しくなったCSPの中身と、既存カード保持者・新規申込み者それぞれが取るべき対策を整理します。
まず結論:年会費$95のままパワーアップ、でも一点だけ注意
今回のリニューアルは、年会費$95を据え置いたまま特典が大幅に強化されました。基本的には朗報です。ただし、Hyattへの移行レートが改悪されたため、Hyatt中心でポイントを使ってきた人は使い方を見直す必要があります。
強化された特典(新規・既存どちらも6月15日から利用可)
リニューアルで追加・拡充された特典は、新規カード保持者だけでなく既存保持者も6月15日から使えるのがうれしいポイントです。
- Chase Travel ホテルクレジットが$50→$100に倍増(カード年度ごと)。Chase Travel経由のホテル予約に使え、年会費$95を実質的に相殺できます。
- Apple TV 1年分が無料(最大$156相当)。Chase Benefits & Rewards から登録し、2026年12月31日までにApple IDを連携する必要があります。
- 3倍カテゴリーが追加:ガソリン、EV充電、バケーションレンタル(Airbnb・Vrbo・HomeAway・Vacasa など)。従来からの3倍(世界中のレストラン、オンライン食料品、ストリーミング)に上乗せされます。航空券・ホテルなど旅行は引き続き2倍。
- Global Entry / TSA PreCheck / Nexus の申請料クレジット$120(4年に1回)。家族や同行者の申請にも使えます。
- 旅行保険に「緊急避難・移送」補償を追加。年会費$95のカードとしては手厚い内容です。
ガソリンが3倍になったことで、Chaseポイントの価値(ポイ活界隈で広く参照される評価で1ポイント≒2.05セント)を考えると、CSPは日常のガソリン代でもかなり優秀な1枚になりました。
注意点:Hyattへの移行レートが「1:1→4:3」に改定
これまでChase Ultimate Rewards(UR)ポイントは、World of Hyattに1:1で移行できました。1,000ポイントがそのまま1,000 Hyattポイントになるため、「ChaseポイントはHyattに移すのが最強」と言われてきました。
しかし今回の改定で、移行レートが4:3に変更されます。つまり1,000 URポイント → 750 Hyattポイントに目減りします。
- 新規申込み者:すでに4:3が適用されています。
- 既存カード保持者(6月15日より前に発行):2026年9月30日までは従来の1:1が使えます。
さらに、既存保持者が持っていた「10%アニバーサリーボーナス」も2026年10月1日で終了します(10月1日までの利用分は2027年1月までに付与)。新規申込み者にはこの特典は付きません。
いま取るべきアクション
既存カード保持者の方は、9月30日までの1:1レートが大きなチャンスです。Hyattで使いたい予約の見込みがあるなら、9月末までにURポイントをHyattへ移行しておくのが有利です(※移行は使う予定が固まってから。投機的な先行移行は避けましょう)。10%アニバーサリーボーナスも10月1日までなので、対象のカードを持っている人は意識しておきたいところです。
これから申し込む方は、Hyatt移行が4:3になる前提で考えましょう。それでもChaseポイントは14社の航空・ホテルパートナーに移行でき、使い道は依然として豊富です。ガソリン・EV充電・バケーションレンタルの3倍や$100ホテルクレジットなど、日常使いの強さは健在です。
まとめ
年会費$95のままで特典が底上げされ、CSPは「過去最強」と言える内容になりました。一方でHyattへの移行は実質的に目減りするため、特に既存保持者は9月30日までの1:1移行を意識しておくのが今回のキモです。
なお、10万ポイントの入会ボーナス自体の狙い方は、別記事で詳しく解説します。
情報は2026年6月17日時点。特典内容・移行レート・キャンペーンは変更される場合があります。最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。本記事は情報提供を目的としたもので、特定のカードの申込みを推奨するものではありません。
