Amexプラチナのホテルクレジットが改悪|2027年からFHRは2泊が条件、1泊なら12月31日までに予約

AmexプラチナのFHR特典を紹介するAmex公式写真。海を望むプールサイドのテラスに朝食が並ぶ

Amexプラチナ(The Platinum Card® from American Express)のホテルクレジットが、2027年1月1日から使いにくくなります。半年ごとに最大$300、年間最大$600のクレジットのうち、Fine Hotels + Resorts(FHR)の予約は2泊以上でないと対象外になります。これまでは1泊でも対象でした。

Facebookのポイ活グループ(メンバー承認制)でも話題になっていたこの変更は、ポイ活界隈では「改悪」と言われています。この記事では、何が変わるのか、2026年中にやっておくべきこと、そして2泊でも元が取りやすい日本のホテルを整理します。

動画でも、テスラの車内でGrokと話しました。YouTube本編「Amexプラチナ改悪|2027年からFHRは2泊必須」(約6分)を見る。

まずは結論:1泊で使うなら12月31日までに予約

  • 2027年1月1日から、FHRは2泊以上の予約だけが$600クレジットの対象になります。1泊$350前後のホテルで$300をほぼ回収する、というこれまで一番おいしかった使い方はできなくなります。
  • 2026年7〜12月分の$300がまだ残っているなら、12月31日 23:59(米国中部時間)までに予約を済ませましょう。Amex公式のFAQでは、期限までに予約が処理されていれば、宿泊はその後でもかまいません。
  • 2泊が前提でも、日本には1泊$150〜250前後のFHR・The Hotel Collection(THC)の宿があります。帰省や国内旅行でもともと2泊する人なら、クレジットはまだ十分に使えます。

Amexプラチナの$600クレジット、何が変わるのか

Amex公式の案内では、「2027年1月1日から、Fine Hotels + Resortsの予約は$600 Lodging Creditの対象となるために最低2泊の滞在が必要」とされています。変わるのはこの1点です。

変わらない条件(共通条件)は次のとおりです。

  • クレジットは半年ごとに最大$300(1〜6月・7〜12月)、年間最大$600。繰り越しはできません
  • 対象はAmex Travel経由で、プラチナカードで支払う事前払いの予約だけ
  • The Hotel Collection(THC)は、これまでどおり2泊以上が条件

名前も変わりました。これまでの「$600 Hotel Credit」は「$600 Lodging Credit」になり、2泊以上のAirbnb Luxeの予約も対象に加わっています(後述)。2025年の年会費改定とクレジット全体の整理は、Amexプラチナのアップデート記事にまとめています。

なお、2泊の条件は「クレジットの対象になるかどうか」の話です。FHRの特典(2名分の朝食、$100相当のホテルクレジット、16時までのレイトチェックアウト保証など)が2泊以上に限られる、という変更はAmex公式のページには書かれていません。

1泊$350で回収できた使い方が終わる

この変更が「改悪」と言われる理由は、計算するとすぐわかります。1泊$350前後のFHRホテルを例にします(税金・手数料は含まないざっくり計算)。

2026年12月31日まで2027年1月1日から
必要な泊数1泊2泊
宿泊代$350$700
$300を引いた自己負担約$50約$400

これまでは「$50ちょっとで、朝食付きの高級ホテルに1泊」という使い方ができました。2027年からは、同じホテルで$400を自分で払うことになります。もともと泊まる予定がない人にとっては、クレジットを使うためにお金を使う形になり、$300の価値はかなり下がります。

ポイ活マスターも、Amexプラチナに入ろうかとちょっと思っていたのですが、ホテルクレジットがこれだけ使いにくくなると、今は入りづらいなというのが正直なところです。

Amexプラチナを持っていて、2026年7〜12月分の$300がまだ残っている人は、年内の予約が最後の1泊チャンスです。Amex公式のFAQによると、7〜12月分のクレジットの対象になるのは、12月31日 23:59(米国中部時間)までに処理された予約。宿泊を年内に済ませる必要はありません。

Airbnb Luxeが対象に加わり、$250のクレジットも新設

今回の改悪に伴って、AmexとAirbnbは新たな提携を発表しました。Airbnbの発表によると、プラチナカード会員は次の特典を使えます。

  • Amex Travel経由で事前払いした2泊以上のAirbnb Luxeの予約が、$600 Lodging Creditの対象に
  • Airbnb Luxeを予約すると、その年の$250 Airbnb Experiencesクレジット(ツアーや料理教室などの体験)が使えるように。体験はAirbnbで直接購入し、外部サイトへ移る体験は対象外

Airbnb Luxeは、Airbnbの中でも検査を通った高級物件だけを集めたカテゴリーです。もともと1泊の料金が高いので、家族やグループで広い家を借りる旅行でもない限り、$600のクレジットを回収する手段としては使いにくいでしょう。

日本なら2泊でもクレジットはまだ使える

2泊が前提になっても、日本には比較的手頃なFHR・THCの宿があります。ポイ活マスターが2026年10月24日に調べた、税込の最安日の料金の例です。

ホテル1泊(税込の最安日)2泊で$300を引くと
JWマリオット奈良(FHR)$242〜自己負担 約$184
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄(THC)$153〜自己負担 約$6
青空の下に建つJWマリオット・ホテル奈良。建物の上部にJW MARRIOTTの文字
JWマリオット・ホテル奈良(Photo: Tokumeigakarinoaoshima / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)

JWマリオット奈良なら、FHRの特典で2名分の朝食と$125相当のホテルクレジットもつきます。2泊$484の宿泊が、実質$184ほどで朝食付き。帰省のついでに関西で2泊する予定がある人には、悪くない使い方です。THCはもともと2泊からの制度なので、沖縄でのんびり2泊するなら、ほぼクレジットだけで泊まれる計算になります。

料金は日程や空室状況で大きく変わります。表の金額は目安として、予約時にAmex Travelで確認してください。

まとめ:急ぐ人と、待っていい人

  • 今プラチナを持っていて、2026年7〜12月分が残っている人:年内に泊まる予定、または年明けの旅行の予定があるなら、12月31日(米国中部時間)までに予約を。
  • 帰省や旅行でもともと2泊以上する人:2027年以降も、日本の手頃なFHR・THCを選べばクレジットは十分に使えます。
  • ホテルクレジットを理由にプラチナへの申し込みを考えていた人:1泊で回収する前提なら、いったん立ち止まって。年会費$895に見合うかは、他のクレジットを本当に使うかで考え直すのがおすすめです。

※この記事は2026年10月24日時点のAmex公式の情報をもとにしています。クレジットの条件や対象ホテル、料金は変わることがあります。最新の内容はAmex公式のLodging Creditのページで確認してください。

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